昨日の記事に続き、沖縄ダイビングのレポートです!
沖縄ダイビング2日目は、ボートで残波岬周辺のポイントへ。
1ヶ所目は『コウリ残波』、そして2ヶ所目は『残波岬灯台下』です!
あとから調べたところ、このポイントは中級~上級者向けとのこと。
確かに地形が複雑だったし、深かった…!アドバンス持っていないと行けない所もあります。
ダイバー2年生の私はひたすらインストラクターさんについて行きましたw
地形好きな方はもちろん、ウミウシ等もたくさんいたのでマクロ好きな方も楽しめるポイントだと思います!
では、今回はそんな残波ダイビングの様子をレポートしていきます。
前日の崎本部ダイビングの様子はこちら↓
ポイント紹介:残波岬
残波岬は沖縄県の西側、中頭郡読谷村にあります。
『コウリ残波』、『残波岬灯台下』はボートでアクセスするダイビングポイント。
今回は、地元のダイビングショップを利用し都屋漁港からボートに乗ってスタートしました。
20分ほどでポイントに到着します。
水深は4m~45mあるとのこと。今回の最大水深は27mでした。
中級~上級者向けですが、一緒のボートに体験ダイビングのお客さんもいたので、浅いところは体験や初心者でも楽しめる部分なのだと思います。
浅瀬にはサンゴがあり熱帯魚もたくさん。
深く入ると、ダイナミックな地形が広がっています!

ダイビングレポート
コウリ残波

エントリーすると、すぐに深い所へ。
岩場が狭くなっているので少し怖いけれど、インストラクターさんにしっかりついて行けば大丈夫。

岩場を進み、少し落ち着いたところでウミウシ探し。
まずはキスジカンテンウミウシを観察!これは後ろ姿ですね。

続いてモザイクウミウシ。
ちょっとピンボケしてしまいましたが、複雑な模様が面白いウミウシです。
そして、初めて見て驚いたものがこれ!

岩場に小さなお花畑が。一つ一つの大きさは1cm程度でしょうか。
インストラクターさんが「最近流行ってる、ユキバナ」とボードに書いて教えてくれました。
あとから調べたところ、なんと学名もHanabira yukibana(ハナビラ ユキバナ)というらしいです!!
ウミヅタ科というサンゴの仲間で、ハナビラユキバナは2019年に学名がついた新種とのこと。
これは人気が出るのも納得の美しさだ~(^o^)もっと写真撮っておけばよかったな。

再びウミウシ探しに戻ると見つかったこちらはミゾレウミウシ。
水族館でぬいぐるみが発売されてたりする、結構有名なウミウシですよね。

小さいウミウシがなかなか自分で見つけられない…
インストラクターさんに見つけてもらったリュウグウウミウシ。
大きさは1cmくらいでした。

こちらも1cmくらいでちっちゃい!アラリウミウシ。オレンジとピンクでかわいいなぁ。
やっと目が慣れてきて、自分でも見つけられるようになってきました!

こちらはかなりブレちゃいましたが、テンテンウミウシ。
この岸壁でたくさんの種類のウミウシに会うことができました♪

そして通り道の岩場でイソバナの群落を観察、撮影。
オレンジや赤、黄色などさまざまな色でとても綺麗でした!

浅瀬に戻って安全停止。

ノコギリハギが目の前を通り過ぎて行きました(*^^*)
残波岬灯台下
ボートで少し移動し、2本目の前に少し休憩。
そして灯台下のポイントにエントリー。こちらも、浅瀬と深い地形があります。
暗い岩場に入っていくと…

アカマツカサたちの群れが。眼がでっかいですね~

岩の中から小さな顔が覗いていました。シボリキンチャクフグかな?

毒針が怖いので、刺激しないようそっと撮影。ハナミノカサゴ。
普通のミノカサゴとは、尾びれの点々模様があるかないかで見分けられるそうです。
こちらは模様があるのでハナミノカサゴですね。

クマノミさん。
サンゴイソギンチャクの先は哺乳瓶みたいですね。

ちょっとうつむきがちな写真になってしまいましたが、ピグミーシーホースの一種。
赤いヤギに巻き付いています。大きさは1cmほど。
これを見つけられたインストラクターさんがすごい(゜o゜;

水族館でおなじみのタテジマキンチャクダイや、

ツノダシもいました。

黄色がきれいなフエヤッコダイ。
このへんはザ・熱帯魚って感じですね\(^o^)/

岩の陰を行ったり来たりしていたクロハコフグ。模様が毒々しいですが美しいフグです。
コウリ残波ほどではないですが、灯台下でもウミウシが見られました!

本日2回目のミゾレウミウシ。さっきの個体よりすこし小さいですが、ウミウシらしいポーズで撮れたと思います♪

白と黄色のいぼいぼ、黒っぽいラインが特徴的なフリエリイボウミウシ。

オレンジウミコチョウ。これもどことなくピカチュウっぽい??
そんな感じで、灯台下ではさまざまな熱帯魚、そしてウミウシを観察することができました!
まとめ
では、今回観察できた生き物をまとめます!
残波岬周辺で3月下旬ごろに見られる生き物のご参考になればと思います♪
見られた魚
- ノコギリハギ
- アカマツカサ
- シボリキンチャクフグ
- ハナミノカサゴ
- クマノミ
- ピグミーシーホース
- タテジマキンチャクダイ
- ツノダシ
- フエヤッコダイ
- クロハコフグ など
ウミウシ
- キスジカンテンウミウシ
- モザイクウミウシ
- リュウグウウミウシ
- アラリウミウシ
- テンテンウミウシ
- フリエリイボウミウシ
- オレンジウミコチョウ
サンゴ、ヤギ系
- イソバナ
- ハナビラユキバナ
残波岬周辺は熱帯魚にウミウシ、面白地形など、盛りだくさんに楽しめるポイントでした!
残波岬周辺をフィールドにしているダイビングショップはたくさんあるようなので、沖縄ダイビングの際はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
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