1月の大瀬崎ダイビング~ウミウシを探す~

ダイビング

静岡のダイビングスポットで有名な大瀬崎(読み方は「おおせざき」ではなく「おせざき」)。
先日、今年の初潜りということで大瀬崎で潜ってきました!

今回は1月の大瀬崎で観察できた生き物たちを紹介します♪
私はウミウシが好きなので、ガイドさんには「ウミウシが見たい!」と伝えて色々見つけてもらいました(^o^)

この記事では

  • 大瀬崎の場所、ポイント
  • 1月の大瀬崎の水温、装備
  • 観察できた生き物(ウミウシ、魚)

を紹介していきます。

私はダイビング経験本数30本ほどの初心者なので、初心者目線で色々紹介しています(^^)
これから大瀬崎で潜ってみたいな~という初心者の方の参考になったら嬉しいです。

生き物の部分だけ見たいよって方は下の目次から飛んでくださいね。

大瀬崎とは?

場所

大瀬崎は沼津駅から車で1時間~1時間半ほどで行けるポイントです。
バスの場合は沼津駅南口から「大瀬岬」行きのバスを利用。
車の場合は東名沼津ICから1時間半ほどで到着します。

大瀬崎の様子

駿河湾に細く突き出した岬が大瀬崎。内海と外海で潜ることができ、歩いてどちらにも行くことができます。

内海
海沿いにダイビングショップが並ぶ
大量のタンク

沼津の代表的なダイビングポイントである大瀬崎は、海沿いにダイビングショップがずらっと並んでいます。さすが、タンクの数もすごいですね!

ポイント

大瀬崎は湾の内側と外側にポイントがあります。

Osezaki Guideダイビングポイント – 大瀬崎ガイド (Osezaki Guide)を参考に作成

湾内(わんない)は岬が風から守ってくれるため、悪天候に強く穏やかなポイント。

岬の先は先端(せんたん)。大瀬神社の鳥居を抜けるのですが、拝観料100円が必要だそうです。

外海には柵下(さくした)大川下(おおかわした)一本松(いっぽんまつ)門下(もんした)タマザキといったポイントがあります。

今回は、外海の『一本松』と内海の『湾内』で潜ってきました!

1月の水温、装備

水温

この日(1月11日)の気温は9℃水温は15~16℃でした!天気は雨!

大瀬崎の年間通しての水温の幅は28℃~14℃ほどのようです。最低水温に近い温度ですね。

装備

この日、私がドライスーツの下に着ていた服は

  • 薄手のフリース×2枚
  • 綿の長ズボン
  • ウェットスーツ用のインナー上下

です。

私は寒さには強いほうなのでこのインナーで十分でしたが、寒さが苦手な人はもう一枚くらい多めに着たほうが安心かもしれません。

ちなみに、ウェットスーツ用のインナーはこんな感じのものを使ってます↓
夏も冬も使えて便利(^^)貧乏ダイバーなので1着を兼用してます笑

ドライスーツ専用のインナーはこちら↓

大瀬崎の生き物

さて!ここからは今回大瀬崎で観察した生き物の紹介です♪
1月はウミウシが多くなり始める季節だそうです。ピークよりは早いですが、色々見られましたよ(*^^*)

ウミウシ

ミアミラウミウシ

まずは、ミアミラウミウシ Ceratosoma magnificum!名前が覚えにくいけど、姿は一度見たら忘れられなくなりそうなウミウシです。色もすごいですが、形もなんか派手。

コミドリリュウグウウミウシ

ちっちゃいコミドリリュウグウウミウシ Tambja amakusana
この日いたのは5mm程度のチビちゃん。こんなの教えてもらわないと見つけられないよ( ;∀;)
コミドリリュウグウウミウシは名前に「ミドリ」とつくけど、黄緑やオレンジ色などカラーバリエーションが多いそうです。ミドリとは…?

ウデフリツノザヤウミウシ

いました!人気のウデフリツノザヤウミウシ Thecacera pacifica
通称「ピカチュウウミウシ」ですね。この日は大きい個体と小さい個体の2匹が見られました。

フジタウミウシ

フジタウミウシ Polycera fujitai
頭側にある触手のような突起が特徴的。点々模様もおしゃれですね!

サラサウミウシ

背中の模様が不思議なサラサウミウシ Chromodoris tinctoria
和名の由来は「更紗」のようですが、私には毛細血管にしか見えません(^_^;)
血液さらさら・サラサウミウシと覚えました!

魚類

本州の魚はまだまだ勉強始めたばかりなので、あまり知らないですが今回教えてもらったものや調べたものを紹介します。

ミツボシクロスズメダイ

写真がだいぶ暗いですが・・・(^_^;)ミツボシクロスズメダイ Dascyllus trimaculatus
この海にはよくいるみたいです。

キタマクラ

上からの写真ですが、、キタマクラ Canthigaster rivulata
伊豆の海だと常連らしいです(^^)色も結構変化があるようで、ブルーになってるのは婚姻色らしい。

イロカエルアンコウ

これまたチビちゃんですね(*^^*)イロカエルアンコウ Antennarius pictus
大きさは5mm程度でした。小さいけどレモン色の体は存在感がありますね。

アカオビハナダイ

綺麗なピンク色のアカオビハナダイ Pseudanthias rubrizonatus

ハナダイは色々いるけど、初心者なので一番見分けやすそうなやつから覚えていきます。

サツマカサゴ

サツマカサゴ Scorpaenopsis neglecta

砂の上に座っていると岩みたいなんですが、胸ビレが赤と黄色でキレイでした!写真撮り始めたら動かなくなってしまったので岩みたいな写真しか撮れませんでした( ;∀;)

コケギンポ

この子は定番って感じですね!コケギンポ Neoclinus bryope
そういえば顔はよく見るけど体は見たことないなぁ。

エビ

アカホシカクレエビ

透明なアカホシカクレエビ Periclimenes speciosus
白と紫のハサミがおしゃれです♪

今回利用したショップ

今回、三島にあるマリンハウス レイアロハさんにお世話になりました!

貧乏ダイバーなので低価格のとこがいいな~と探していて見つけたお店。
良心的な値段で、インストラクターさんは親切&丁寧でとっても楽しかったです!
なんと器材レンタルも無料。

またお世話になろうと思います\(^o^)/

おすすめ図鑑

『伊豆の海 海中大図鑑 第6版』(データハウス)

『新版ウミウシ ネイチャーウォッチングガイドブック』(誠文堂新光社)

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