こんにちは、こんくりです。
フィールドで生物観察をする人にとって、雨の日ほど残念な日はないですよね。
仕事や学校を頑張って、やっとの休日!虫採り行くぞー!と思って計画をしていたのに、晴れ予報を覆して当日雨だったり…。
はい、今の私です(笑)
先週の初めまでは晴れ予報のはずだったのに。。なんで休みの日だけ雨やねん。
そんな雨の休日ですが、ただ家でゴロゴロしているだけではもったいない。
今回は、生き物が好きなフィールドワーカーにおすすめの『雨の日の過ごし方』を9つご紹介します!
室内でできること
標本作り

昆虫が好きな人「虫屋」さんにおすすめは、やっぱりこれ。
普段のフィールドワークで採集した昆虫の展翅、展足。標本作製です。
冷凍庫に虫、たまっていませんか?ラベル作り忘れていたりしませんか?
ラベルの作り忘れは危険ですよ…。データのない標本はただの死骸と言われてしまいますからね(^_^;)
ただ、あまり湿気の強い日はカビなどに注意です!
写真整理

生き物が好きな人は「虫屋」でも「鳥屋」でも「爬虫類屋」でも、フィールドでは常にカメラを持ち歩いていると思います。
撮った写真、SDカードに入れたままになっていませんか?
パソコンにコピーしてフォルダ整理、するチャンスですよ!
写真整理しておくと、のちのち使いたい時にすぐに見つけられます。
ぜひ、雨の日のうちに。
飼育生物のメンテナンス

何か生き物を飼育している人は、普段よりも丁寧にメンテナンスをするチャンス。
水槽の水換え、水草の整理、ゴミ取りなどなど。
クワガタなどの甲虫を飼育している人はマット交換などもできますね。
ほかにも、メンテナンス道具のメンテナンスなども。道具の調子って大事です!
次の休みに出かけるフィールドの下調べ

雨の日はちょっと悲しくなるけど、次の休みに希望を託しましょう。
GoogleMapを使ってバーチャル探索。良い感じの林道とか見つかるかもしれませんよ。
図鑑や本で情報収集

「図鑑は実質無料」という言葉もあるように、先人たちの研究が詰まった図鑑や本は情報のかたまり。
小ネタがあることで採集や研究もより楽しくなりますしね。
普段本を買わない人は、地域の図書館に行くのも良いですよ。
なんと言っても無料で読めるし、昔の資料や地域ごとに特色のある本を発掘できるかも。
「自然科学」のコーナーの他に、「郷土、地域」などの棚にも『〇〇地方の昆虫』『〇〇地方の野鳥』などピンポイントの本が置いてあることもありますよ。
論文をひたすら読む
論文読むのって、時間かかりますよね。雨の日は家でじっくり読めるのでこれもおすすめ。
あとで読もうと思ってダウンロードしたけどまだ読めてないもの、ありませんか?
私はあります(^_^;)
博物館で情報収集
自然史博物館などに出かけると、分野ごとにさまざまな資料が展示されているので自分の専門分野につながりのある内容が学べますよ。
専門外のことは結構見ても忘れちゃいますけどね。
それでも、何かしらは頭に残りますから、行く意味はあると思います。
興味のあるプログラムがあれば解説員さんのガイドなどに参加するのもおすすめ。
雨でも外でできること
水中生物の観察(海)

水の中なら、雨で濡れても関係ないですね!
海の生き物好きならシュノーケルやダイビングもできますね。
透明度は晴れの日よりも落ちるけど、大荒れでなければ十分楽しめます。
今まで海のフィールドワークしたことない人でも、新しい世界が開けるかも!?
水中生物の観察(淡水)

あまり大雨だとキツイですが、小雨なら強行もできるガサガサ。
水路や沼に出かけて水生生物を観察しましょう。
泥で滑って怪我しないように気をつけてくださいね。
もともとのフィールドが水辺の人は、普段からこうされてるかもしれませんね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
雨の日でもできることって意外にあるんですよね。
個人的には写真整理などは時間がある時にやろうと思って放置しがちなので、この機会を使うべきだと思っています!
すでにやっているよってこともあるかもしれませんが、新しいと思っていただける内容があればぜひ参考にしてみてくださいね(*^^*)
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